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2024年2月更新:呼吸とパフォーマンス

腹圧とは正確には腹腔内圧のことです。英語表記だとIntra-abdominal Pressureなので頭文字を取って「IAP」とも言われます。 人間のお腹の中は内臓を収納する空間があり、この空間を腹腔といいます。その腹腔にかかる圧力の事を腹腔内圧(腹圧・IAP)と呼びます。 腹腔は上部を横隔膜、下部は骨盤底筋、後ろは多裂筋郡、横から前にかけて腹横筋という具合に、筋肉に覆われています。この筋肉を同時に使うことで腹腔の圧力が高まり、体幹部の安定感を引き出しています。
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運動パフォーマンスを高める方法

スポーツ動作では力よりスピードが重要 筋肉には「静的特性」と「動的特性」があります。 これは力発揮の仕組みを理解するため、またデータを集めるためには便利な指標なので、研究の分野ではよく利用されてきました。 しかし、実際の運動においては、静止したまま大きな力を発揮するという場面はあまりありません。 スポーツ動作の質や強さを考える場合、どれだけ力を発揮できるかというよりも、どれだけスピードを出せるかということのほうがはるかに大きな問題となります。
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大臀筋を活用した加速及び着地トレー二ング

歩行動作時には大臀筋はかかと接地時に主に活動しますがそこから股関節を伸展させていく過程で減少していきます。 しかしながらまずは股関節屈曲時に大臀筋の活性が感じることができなければ走行、歩行、また高齢者の立ち上がり動作などもスムーズにいかなくなります。 今回はそんな大臀筋を活用した筋活動からの活用トレーニングを紹介します。
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膝関節の障害と評価

膝関節の屈曲に作用する筋肉にはハムストリングや腓腹筋、膝窩筋などがありますが、ハムストリングと腓腹筋は二関節筋(関節を2つまたぐ筋肉のこと)ですが、膝窩筋は単関節筋です。 ハムストリングや腓腹筋の柔軟性が衰えると常に膝関節が伸びきらす、いつも屈曲状態にあるので疲労が溜まりやすい場所としても知られています。(膝窩痛) 膝窩筋は膝の後方外側部の安定性を守るために不可欠な筋肉です。
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高齢者に対するトレーニング指導

長寿化に伴って今問題となっているのが、介護人口の増加による社会保障費の増大です。それを抑制するため、「予防介護」が推奨されています。 予防介護はいくつかありますが、その1つとして高齢者に積極的に運動をさせる動きがあります。運動は基礎代謝を上げたり筋肉量を増やすなど、身体面だけでなくストレス発散やもの忘れ防止にもつながるといわれています。 では、若い人と同じように運動をしたら良いのかというと、そうではありません。高齢者の身体の特徴を把握し、それに合わせた方法が求められます。ここでは高齢者に運動を指導する際の注意点を紹介します。