感覚統合に重要な5つの項目とは
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感覚統合とは、複数の感覚を整理したりまとめたりする脳の機能のことです。 私たちは、光や音など、たくさんの刺激に囲まれながら生活しています。 そのたくさんの刺激が身体に加わっていることを感じるはたらきを感覚といいます。 人間の感覚には、既によく知られている五感(触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚)に加えて、固有受容覚(手足の状態・筋肉の伸び縮みや関節の動きを感じる感覚)、前庭覚(身体の動きや傾き、スピードを感じる感覚)といった合計7つの感覚があります。 感覚は人それぞれ、感じ方の強弱や程度に差があります。 例えば同じ温度の食べ物を食べても「とても熱い」と感じる人と、「全然熱くない」と感じる人がいるように、すべての感覚は一人ひとり感じ方が違ってきます。 これらの感覚は、生活していると、絶えずさまざまな感覚器官から入ってきます。 私たちの脳は、このたくさんの感覚をきちんと分類したり整理したりすることができ、これを統合といいます。