ボディスキーム(身体知覚)形成とROM

「身体の運転」うまい・ヘタ


私の勤務校には、車いすを生活の足として使用している児童・生徒が数多く通っています。
電動車いすを巧に操り、机と机の狭い間を上手にすり抜けていく子どももいれば、自分の手で車いすをこいでいるのに、目測が合わずに机にぶつかってしまう子どももいます。

大人でも自動車の運転が上手な人もいれば、縦列駐車なんて絶対にできないという人、なかなか右折のタイミングが計れず、交差点で曲がれない人もいます。

車いすにしても、自動車にしても、車体の幅や長さの感覚がよく分かっている人は、自分のイメージ通りに運転できますし、車体感覚がぼんやりとしている人は、通れると思っていたのにぶつかってしまうことがしばしばです。

実は、人間の身体に関しても同じことが言えます。

着替えがうまくできず、Tシャツの首の場所から手が出てきたり、ジャングルジムで頭をぶつけたり、縄跳びで跳ぶタイミングがつかめなかったり、サッカーで転がってくるボールを蹴ろうと空振りしたりする姿と重なります。

 「自分の身体に対する実感」のことを「ボディイメージ(身体意識)」といいます。

正にボディイメージとは読んで字のごとくですが、視覚的なイメージというより、もっと「生理的・身体的な自己像」のことをいいます。「体の輪郭のイメージ」、「手足」の状態、「姿勢の軸」などのイメージです。

このボディイメージが育つと、自分の身体を、自分の思ったように、自由に動かせる力となります。

 

ボディイメージの形成=初期感覚の統合


では、ボディイメージを育てるにはどのようなことが必要でしょうか。

それは、自分の身体の隅々に意識が向いていくことが大切です。そこで、身体の隅々に意識が向くための要素として、初期感覚と呼ばれる3つの感覚を育てていくことが重要になります。

実はこの能力がROMなどにも関係してきます。



<その他のカテゴリー別人気記事はこちら>

ー解剖ー

●筋・骨の基礎知識

●三角筋理想のトレーニング方法

●肩関節のインピンジメント解消方法

●産後腰痛の改善方法

●股関節疼痛改善の考察とアプローチ

 

ー栄養ー

●骨粗しょう症への栄養指導

●マグネシウムについて

●セロトニンの分泌方法

●牛乳の真実

●ファスティングの科学

 

ーアスリートー

●つま先着地で歩行は可能か

●高齢者への運動指導方法

●あらゆる疼痛の改善

●骨盤を前傾する骨格矯正

●デッドリフトをバイオメカニクスで解説

 

ーセミナー&テキストー

●トレーニングについて極めるセミナー

●肩関節の疼痛改善セミナー

●アライメントチェック方法セミナー

●呼吸を極めるセミナー

●月経周期に合わせた減量セミナー

 

 

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

既存ユーザのログイン