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2025年9月更新:寝返りのバイオメカニクス①概論編

1. 寝返りとは何か? ── 機能的役割と臨床的意義 寝返り(rolling)は、ヒトの発達運動の初期段階における重要な移動手段であり、姿勢制御の獲得・体幹と四肢の連動性の学習・左右の筋活動の分化に寄与します。成人においても、ベッド上での体位変換や、動作の起点としての寝返りは、運動学習・再教育の入口として重要です。
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軸を意識したスクワットとしゃがめない人への段階別アプローチ

スクワットを行う際に、自然と軸自体は当然存在するわけですが、それを意識付けして正しい動作の元行う方法を紹介します。 またその際に、足関節など様々な制限因子によってしゃがむことがあまりできない方も多いですよね。 どのような段階を踏んでアプローチすればそれを解決することができるのかを紹介します。
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物理学での『力』の定義は、この2点でしたね。 物体を変形させる原因となるもの 物体の運動状態を変化させる原因となるもの そして、力は大きさと向きを持つベクトル量なので、矢印で表せます。 力の大きさ・向き・作用点のことを「力の3要素」と言うのでしたね。 さて、力は矢印で表せるので、数学のベクトルと同じように、力を合成したり分解して考えられるようになりました。