CATEGORY 高齢者

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呼吸について②理想的な呼吸の量~自律神経と過呼吸

肺は、酸素と二酸化炭素の濃度を調節しています。 代謝活動で産生された酸が体内に蓄積すると、血液のpHが酸性に傾きます。 すると、身体が酸性に傾いた血液のpHを一定の範囲に保とうとして酸を排泄します。 この経路の一つが、呼気による肺からの二酸化炭素(CO2)の排泄です。 二酸化炭素(CO2)は、主に炭水化物や脂肪の燃焼によって生成されます。 そして二酸化炭素(CO2)は、血液中に排出され、H+とHCO3-に電離した形で肺に運ばれ、 肺胞に拡散し、呼気によって取り入れた酸素と交換されます。 酸素は血液中に、二酸化炭素(CO2)は呼気として体外に放出されます。 この肺胞レベルで行われるガス交換を「外呼吸」といい、
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コレクティブエクササイズとは③~発育発達段階に合わせたプログラム~

人は生まれてから立ち上がるまでのプロセスで人の基本機能である直立二足歩行を身につけます。 約1年間で寝返りやハイハイなどを行い赤ちゃんは立てるようになります。 実は赤ちゃんの動き一つ一つには意味があり、これらは全て遺伝子レベルでプログラミングされている。
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呼吸について①~概論~

肺の換気のために行われる呼吸運動では、おもに胸と腹の筋を動かす。息を吸い込む際には、胸の外肋間筋を収縮させて肋骨を挙上し、それによって胸郭が広がる。それとともに胸と腹を境する横隔膜が収縮して沈下する。これによって胸腔の容積が増加し、肺に空気が流入する。脊柱を起立させる固有背筋や、肩甲骨を挙上させる筋も、吸息を助ける。これとは逆に息を吐き出す際には、内肋間筋を収縮させて肋骨を下げ、それによって胸郭が狭まる。また腹壁の筋を収縮させて腹圧を上げ、横隔膜を押し上げる。さらに肺胞の弾力によって肺が縮もうとする力も加わって、肺から空気が流出する。呼吸の際に主に胸郭が動くものを胸呼吸、主に横隔膜が動くものを腹式呼吸というが、通常は両者が混合している。女性の場合に腹式呼吸の程度が弱いといわれるが、それは腹壁の筋の緊張が弱いこと、腹部を圧迫する衣類を着用することのためだと考えられる。
高齢者

高齢者に対するトレーニング指導法とその考え方

長寿化に伴って今問題となっているのが、介護人口の増加による社会保障費の増大です。それを抑制するため、「予防介護」が推奨されています。 予防介護はいくつかありますが、その1つとして高齢者に積極的に運動をさせる動きがあります。運動は基礎代謝を上げたり筋肉量を増やすなど、身体面だけでなくストレス発散やもの忘れ防止にもつながるといわれています。 では、若い人と同じように運動をしたら良いのかというと、そうではありません。高齢者の身体の特徴を把握し、それに合わせた方法が求められます。ここでは高齢者に運動を指導する際の注意点を紹介します。
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呼吸をパフォーマンスへ活かす~極み~

腹圧とは正確には腹腔内圧のことです。英語表記だとIntra-abdominal Pressureなので頭文字を取って「IAP」とも言われます。 人間のお腹の中は内臓を収納する空間があり、この空間を腹腔といいます。その腹腔にかかる圧力の事を腹腔内圧(腹圧・IAP)と呼びます。 腹腔は上部を横隔膜、下部は骨盤底筋、後ろは多裂筋郡、横から前にかけて腹横筋という具合に、筋肉に覆われています。この筋肉を同時に使うことで腹腔の圧力が高まり、体幹部の安定感を引き出しています。
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つま先着地は歩行においても可能なのか

最近よく質問されることがあります。 それは足裏の着地についてです。 「走るときはフォアフット着地の方がいいのでしょうか?」 「踵着地ではダメですか?」 フォアフット (ミッドフットとも言います)着地とは、足裏のやや前方、爪先寄りで着地することです。 着地時における脚や体へのダメージが少ないとされています。 踵着地とは、踵から着地することです。進行方向に逆らって着地しますから、踵でブレーキをかけて走っていることになり、体や脚への負担が増すとされています。 世界の長距離界に衝撃を与え続けているケニアやエチオピアの選手のほとんどがフォアフットで着地しています。
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スクリューホームムーブメントの作り方

膝関節のリハビリテーションにおいて、完全伸展位が取れるためには、スクリューホームムーブメントが起こらなければいけません。 多くはPT(理学療法士)だと思いますが、この動きが出来るようになるために、徒手的なアプローチや筋力トレーニングを施行するはずです。 しかし、臨床場面において「完全伸展までいかない」「膝の痛みがあってコントロール出来ない」といった上手くいかないケースも経験されていると思います。