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ピッチングと骨格~肩関節編~

上げた脚は、下ろすのが道理だ。  軸脚を投球方向へ傾けることによってオフバランスが生じ、骨盤の並進/内締め動作から踏み出される脚は、その位置エネルギーを地面に伝えることで、今度は地面からの反動をもらって、上体の鋭い回転へとつなげていく。  このとき、軸脚にも踏み出し脚にも共通して言えることは、とにかくグラグラしないことである。ただ、それは単に「力を入れて強ばる」という意味ではない。むしろリリースの直前まで柔らかく脱力しつつも、骨格の構造を活かしてそれ以上動かないようにがっちり固定するというテクニカルな話である。下半身が上半身を支える確かな土台となれば、コントロールの安定につながる。 今回はそんなピッチングという動作を肩を中心にお話しています。
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身体における正中線を意識したボディイメージとそのアウトプット

正中とは真ん中であるとともに、身体的には左右対称や、前後ではそれぞれの骨の位置関係が重心線上に位置している状態といえます。 ただし、質量的に左右対称というのは、臓器の位置や利き手、左右の筋肉量を考えると難しいですね。 関節の位置の状態でいえば、前後左右にずれていない関節の位置になります。 この関節の正中化ができていない場合、ある関節の一部だけに圧迫が常時かかったり、筋肉も特定の部位が伸ばされていたり(常時一部にストレッチがかかっている状態)、あるいは反対側は縮んでいたりします。
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ピッチング動作を意識したトレーニング実践

近年、球界では球速のインフレが加速している。 MLBでは170km/hに迫る投球がたびたび記録され、日本でも大谷翔平投手が2016年のCSで165km/hを記録し、日本中の度肝を抜いた。 速球の質を測る新たな指標として「回転数」が注目を浴び始めるなど、「スピードボール」をめぐる評価は新たな局面に入ったともいえるが、球速が好投手の素質のひとつであることは、今後も揺るがないだろう。 今回の記事では投球動作の 「ステップアップ」→「重心移動」→「前足の踏込み」
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脳機能とバランス能力とは

バランスが良いとは、状態や現象が一定に保たれ、安定していることを示しています。 そして、バランスは静的バランスと動的バランスに分けられています。 静的バランスが良いとは、物体に外力が加わった時に動かず静的平衡が保たれている状態、また、動的バランスが良いとは、物体が動いている際に、外力が加わっても動的平衡が保たれている状態を言います。 高齢者の場合、静的バランスも動的バランスも機能低下が認められ、転倒の要因になります
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仙骨の前傾を作り出しパフォーマンスを高めるには

仙腸関節は仙骨と2つの腸骨により構成されています。 以前は可動関節なのか不動関節なのかで議論もされていたようですが、現在は可動関節であるという見解が一般的かと思います。 実際にどの程度動くのかというと、並進運動で0.5~2mm、回転運動で0.2~4度程度の可動性を有しています。 不動関節だと主張する人もいたぐらいですので、それほど大きくは動かないですね。
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ニーインに対する考え方とその対処法

不良アライメントの代名詞とも言われるニーイン(knee-in)現象ですが、ACL損傷のリスクや鷲足炎等多くのスポーツ外傷・障害の要因として長くスポーツリハでは語られてきました。 参考書等では多くの有効なトレーニングや視点・思考が述べられていますが、どう改善するのか 今回はそんな改善方法をトレーニングやリリース面から紹介します。
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パテラセッティングの方法と考察

大腿四頭筋とは一般的に内側広筋・外側広筋・中間広筋・大腿直筋の4つの筋肉を指します。 これらの筋肉は膝を伸ばす役割があり、重力に抗して立ったり、歩いたりするときに必要な筋肉です。 この運動は、関節をあまり動かさないで、筋力はたくさん使う運動となっています。 そのため関節に変形があったり、痛みがある方でも筋力が低下しないよう訓練を行う事ができます。 膝関節の靭帯損傷や半月板損傷等の手術後の方、変形性膝関節症の方など痛みや膝の動きの制限の大きな方にも有効な運動です。