足関節は脛骨、腓骨、距骨の3つの骨より成り立ち、外側(腓骨側)は前距腓靱帯、後距腓靱帯、踵腓靱帯で囲まれています。内側(脛骨側)は三角靱帯という強い靱帯で守られています。
足関節は外反より内反方向に可動性が高い関節です。滑ったり、足の上に乗ったりすると、急激な内反が矯正され外側にある前距腓靭帯などが伸びたり断裂します。多くが外側の靭帯が損傷する内反捻挫です。
バレーボールやバスケットボール競技で特に多く発生します。ジャンプの着地時に人の足の上に乗り、足関節の内反が強制されて起こる場合が最も重症です。床で滑って足をひねった場合(自損例)は中等症の損傷が多く、サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなどにみられる接触プレーをはじめ、野球のスライディング、体操競技、テニスに多く発生します。ときに、外反が強制された内側の損傷例もあります。
スポーツレベルは、レクリエーション、学校体育からトップレベルの競技全般において発生します。
<その他のカテゴリー別人気記事はこちら>
ー解剖ー
●筋・骨の基礎知識
●三角筋理想のトレーニング方法
●肩関節のインピンジメント解消方法
●産後腰痛の改善方法
●股関節疼痛改善の考察とアプローチ
ー栄養ー
●骨粗しょう症への栄養指導
●マグネシウムについて
●セロトニンの分泌方法
●牛乳の真実
●ファスティングの科学
ーアスリートー
●つま先着地で歩行は可能か
●高齢者への運動指導方法
●あらゆる疼痛の改善
●骨盤を前傾する骨格矯正
●デッドリフトをバイオメカニクスで解説
ーセミナー&テキストー
●トレーニングについて極めるセミナー
●肩関節の疼痛改善セミナー
●アライメントチェック方法セミナー
●呼吸を極めるセミナー
●月経周期に合わせた減量セミナー
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。